山登り

なぜ山に登る?その3つの魅力とは

自分が山登りを始めたきっかけは、社会人1年目に勤め先同期と一緒に登った富士登山。

それ以来、月一ペースで東京・奥多摩方面の低山に足繁く通い。最終的には、アフリカ・キリマンジャロにまで至ってしまったのでした。

それだけ聞くと、「おのちん、めっちゃ山男だよね?」「登山テクニックすごそう!」「毎週のように山登ってるんでしょ?」とかとか聞かれそうですが、実はそうでもなかったりします(^_^;)

だれか友人にでも誘われない限り、なかなか自分自ら登山に行こうとは思わないし。
いざ行くと決めても、正直、登山口に着くまで「面倒くさいなぁ」とか思ってるしww

そうは言いつつ、今でも年に数回は宿泊で3000メートル級の山々には通ってる。

時たま尋ねられる質問「どうしてわざわざ山に登るの?」「なにがそんなに楽しいの?」「登山の魅力ってなによ?」などなど、ちょっと自分なりに整理してみたので書いてみる。

登山の魅力1:非日常感

まず非日常感が味わえるから。

日常である都会暮らしの中では感じられない感覚。

例えば、時の流れがゆっくりと感じられたり、動物たちの鳴き声や草木が風に揺れる音を耳に感じたり。

そして、時には坂道で滑り転んで危うく怪我をしそうになったり、突然の天候悪化による土砂降り風雨で命の危険を感じたり。自分、生きているんだと云うリアルな感覚。

普段の悩み事なんて、ホント小さなコトに思えてしまう瞬間。
いま、ここに居る自分は自分以外のナニモノでも無いけども、自然と全てに繋がっている気にさせられる瞬間。

なんだか無条件で全てに感謝できてしまう感覚を味わえる。

登山の魅力2:解放感

次に、山頂で感じられる解放感。

いくら低い山だって、一歩一歩自分の力で登っていった末に見られる山頂の風景。
たとえ山頂の周りが開けていなくたって、苦労の末に辿り着き、今より他に高いところはないという事実。

「自分、やったよぉ〜。たどり着いたよ〜」

日常ではなかなか感じることができない、解放感がたまらなく気持ちいいのです。

登山の魅力3:達成感

そして、無事に下山して感じる達成感。

最初、登山口に立った時に感じた面倒な気持ち。
山頂にたどり着く途中、何度も感じる苦しさや楽しさ。そして山頂で感じた解放感。

山頂をへて、麓の下山口に戻ってきたときに思い返す、登山口で感じた面倒な気持ち。それをおして、一歩一歩足を進めて、なんとか行って戻ってこれたという事実から感じる達成感。

「いやー、やりきったよオレ!あんなに面倒がってたのに、山頂まわっておりてこられたよ!」

「この気持ち、日常にも生かせそう!もっと俺、できるかも?」

そんな気にさせる感覚が、仕事に疲れる毎日をリブートしてくれる。

まとめ

超簡単に整理してみましたけど、自分が面倒くさがりつつも山に登る理由はそんなところかな。

解放感や達成感を感じるだけなら、例えばジムで決めた回数筋トレするとかでも全然OKなんだけど、そこに生きているーっとか、自分の小ささを思い起こさせ、感謝の念を感じさせる非日常感だけは、自然に飛び込む経験からしか味わえないのかなと思っています。

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