2014年8月6日~8月18日のタンザニアぶらり登山&サファリ旅の記。
将来、歳喰った時の為の備忘録としてココに記す。
【前夜までの「タンどう」】
日本アルプスでなけりゃ山じゃ無い!と言わんばかり。驕る平家もビックリな勢いでアルプスの峰々を目指した2013年。キリマンジャロ登頂まで305日となった、その年の秋。登山講習会の海外実地講習として、マレーシア最高峰のキナバル山に行ってきたのでした。
2013年秋。
キリマンジャロ登頂を目指す登山講習会の、最初で最後の海外遠征講習。
海外の山に登るってどんな感じなの?
そして、富士山より高い山ってどんななの?
行き先は、東南アジアのボルネオ島。
マレーシアの最高峰・キナバル山。4095m。
ちょうど、三十路を迎えたお祝いに?
勤め先から5日間の休みをプレゼントされたもんで、
運良く参加することが出来たのでした。
標高3400m付近の山小屋に泊まり、その夜アタック。
満天な天気ではなかったものの、日本の山では味わうことなかった雰囲気。
人間を超えた「何か」神聖なる存在を感じた山でした。
下山後、土産屋にて。
麓の街がコタキナバルと言うもんだから。
シャレで買ったピンクのTシャツ「I♡KK」。
帰国前の買い物タイム。
アノ髪型 with サングラスで、コレ着て海岸を歩いておりましたところ。
えー。。現地の若い男性にナンパされ、近くの島へのデートに誘われました。。。
サンプラザ中野は、きっと間違いなく好みのタイプなんだろうなぁ〜、なんて 笑
。。
そしてこの年、晩秋。
わりと近所にあったものの、それまで全く足を向けることの無かった神奈川県の最高峰・蛭ヶ岳にも登ったんでした。
一泊登山。
もはや笑うしかないと思える程の悪天候。
強風暴風視界ゼロ、加えての雨。。。
フツウだったら。
絶対にキレイな景色に出会いたい!最高の自然を感じたい!
そう思って登るわけですが。
この時、これ以上は無いと思えるほどの生憎の天候、強風の中ではありましたが。
しかし、なぜか「楽しい」と感じられる瞬間が幾度となくありました。
山への想いがティッピングポイントを超えたのでしょうか。
心の底から、山が、自然が好きになった瞬間だったのでしょうか。
ふと思い出したのは。
昔、英語の教科書によくあった、あの例文、、、
「彼女は彼が欠点を持っているのでかえって彼を愛した。」的なヤツ。
人も自然も、
愛するきっかけは同じなのかも知れませんね。
完璧すぎるとつまらない。
そして「完璧」のイメージは自分が創るモノ。
…。
自然は人間の都合に合わせてはくれるわけもなく。
ただ、ありのままの姿で迎えてくれるだけ。
キレイと思う感情。
それは結局、自分の心の中にキレイがあるから。
ありのままの自然に出会い、
ありのままの自然を楽しめたコト。
初めて「幸せ」を実感した気がしたのでした。
次回、いよいよ本番の2014年に至ります。
第9夜に続きます。