キリマンジャロ登山

タンザニアどうでしょう 第7夜

2014年8月6日~8月18日のタンザニアぶらり登山&サファリ旅の記。
将来、歳喰った時の為の備忘録としてココに記す。

【前夜までの「タンどう」】
2012年。キリマンジャロ登頂を目指す登山講習会へ参加した自分。初めて南アルプスにも足を踏み入れ、徐々に本格的な登山を経験し始める。明けて翌2013年。キリマンジャロ登頂日まで残り467日。今度は北アルプスに足を向けることになったのだった。

 
2013年。
 
 
まだまだ花粉症に悩む4月初旬のコトだった。
 
 
ひょんなことから、登山好きである事が判明した大学時代の友人からのTEL。
 
「GWに燕岳に行ってみね?」
 
 
 
燕岳。
長野県は北アルプスにある標高2,763mの山。
 
 
今でもそれほど詳しい訳ではないけれども。
当時の自分でさえ、さすがにGWのアルプスは。
まだまだ雪山らしいコトくらいは聞いていた。
 
 
「いや、さすがに雪山はまだまだ無理だべさぁ〜?オレ、雪山は経験ないし、アイゼンとか、ピッケルとかいるべさ?」
 
「だっけ、買えばいいべ?」
 
 
 
。。。そんなやりとりの後。
 
現地に着いてみて、天候が悪けりゃ勇気ある撤退をするという条件で結局登る事にしたのだった。
 
 
仕事柄、どうしても安全第一を考えすぎるきらいのある自分。
運良く雪山シーズン終盤で絶賛セール中だったのも手伝い、冗長な道具も含め、やむを得ず雪山装備にまで手を出し始める。
 
 

 
 
 
 
しかし。心配をよそに。
山行中、天気はこれ以上望めないと思えるほどの快晴。
幸い、山頂まで到達する事が出来たのでした。

 
この景色は、さすがにスゴくないですか?
雪山に登る人たちの気持ちがスゴくわかった気がしました。
 
 
 
 
。。
 
そしてこの年。入社以来、長く続いたプロジェクトにようやく一旦のピリオド。
担当製品を出荷した翌日、7月三連休。
 
今度は、講習会の実地講習で、南アルプス・鳳凰三山へ向かいます。
 

 
 
この時ですね。
山を見て、私は初めてその姿がカッコいいと思いました。
 
 
そしてまたこの頃。ココだけの内緒ですが。
人の顔と名前を覚えるのが大の苦手な自分は、ようやく講習会参加の方々の顔と名前を認識し始めました。
結局キリマンジャロへ一緒に登ったのも、この時一緒だったメンバだったこともあり、思い出深い山行です。
 
 
 
 
翌8月。
件の大学友人から再びのTEL。
 
「槍行こう!」
 
 
 
槍。
再びの北アルプス・槍が岳。標高3,180mの山である。
 
  
このときは当初。
上高地から槍が岳へ直接向かう槍沢ルートを考えていたものの。
 
若気の至り、地図上にあった「危」マークに誘われるまま、当日朝ルート変更!
Wikiによると「国内の一般登山ルートとしては、今なお最高難度のルートの一つ」である大キレット経由槍行きコースを選択。
 
 
当時、大キレットという名称があることすら知らず、知らぬが仏を地でいくというか、、、なんというか。
 
 
結果として、無事大キレットは抜けたものの、天候悪化と体力の限界を感じ、目的地を踏むことなく、初めて途中での撤退を決断しました。
 
 
今に至るまで、槍の山頂は未だ到達していませんが、しかし、この時見た景色は、それを補って余りあるものでありました。


 
 
 
この年の秋。
翌夏の本番を控え、登山講習会の実地講習として海外登山@マレーシアに向かう事になるんですが、続きはネクストナイトへ!
 
 
 
第8夜へ続くぅ〜!

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