キリマンジャロ登山

タンザニアどうでしょう 第6夜

2014年8月6日~8月18日のタンザニアぶらり登山&サファリ旅の記。
将来、歳喰った時の為の備忘録としてココに記す。
 
【前夜までの「タンどう」】
とあるアフリカ専門旅行会社による、キリマンジャロ登山を目指す登山講習会企画。
2012年3月。2年後夏のアタックを見据え、キリマンジャロ登頂への道を歩み出した自分。登頂日まで残り872日。一体どんな日々を過ごしたのだろうか。。。

 
2012年。
 
 
3月の第一回机上講習会を終え、自分が次に参加したのは、7月の実地講習。
 
登った山は、日本百名山の一。山梨県の瑞牆山。
 

 
 
 
 
なんせ、それまではせいぜい。
青梅線で行けるような、東京近郊の山しか登っていなかった自分にとって。
バスで向かう初めての遠出。そして、会社同期以外と登る初めての登山。
 
 
色々な新しい出来事にも遭遇しました。
 
自分にとって、中でも衝撃的だったのは。
講習会スタッフがスイカを持って山に登るという。。。
そして山頂で参加者に振る舞ってくださいました。
 

 
 
 
 
…。
 
どちらかというとドSを自認する私でしたが、、、
登山というものは、なんてドMな行為なんだろう、と。
 
 
しかし、登山の一つの新しい楽しみ方を教えてもらった気がして。
 
変なところで負けず嫌いな私としては、なんだか挑戦を受けた気分になり、、、、
 
 
。。
 
 
 
。。。
 
 
 
 
マネしてみました。。。

 
 
同じ年の9月。
会社同期を誘って、初めての南アルプス。
日本で二番目に高い北岳に、スイカを持って登ってみたのでした。
 
 
思い立ったのは登山前日。
もはやスイカを探すのも一苦労な秋の音響く頃。
深夜23時にスーパーをハシゴし、ようやく見つけた北海道富良野産のスイカ。
 
 
当日。北岳は生憎の天候。
山頂は白いガスに覆われ、強風でテン泊者のテントがリアルに吹っ飛ぶ中。
もはや冬の訪れさえ予感する、体感10℃の北岳肩の小屋前。
 
折角持って来たんだからと、
乗り気でない同期を前に、スイカ割り。
 
 
 
寒風吹きさらしの中。
当然、スイカは余り気味。
 
周囲の登山客にも勧めてみました。
 
 
私「良ければ、スイカどうですかぁ〜??」
 
 
登山客A「っへ〜!!スイカかぁ!!良いねぇ〜」
登山客B「おっ!スイカ!!持って登って来たんだぁ〜!やるねぇ〜」
 
 
私「良ければ、どうっすかぁ〜??」
 
 
登山客C「がんばったねぇ〜」
 
 
私「……。」
 
 
 
 
…。
 
 
周囲の登山客の皆様方が大人な断り方をしているのに気付いたのは、暫しの後のコトだった。。。
 
 
 
半分近く残ったスイカを前にして。
いよいよ同期からも。
「実はオレは瓜科はダメなんだ」とか言われたりしたり。。。笑
 
 
それでもなんとか完食。今では良い思い出ですwww
 
 
 
 
 
そーいやこの年は。
同じ9月に、同じく南アルプスの甲斐駒ヶ岳にも登りました。
 
きっかけは、講習会講師の方のハナシ。
「甲斐駒ヶ岳は、日本三大急登の一つ、標高差2300mの登山コース。」
「甲斐駒ヶ岳は、両側が垂直なんじゃないかと思える刃の様な一枚岩の上を歩いたり…」
 
 
そんな挑発的なハナシをされたら、登ってしまうじゃないですかっ!!
 
 
 
北岳でスイカを持って登れたもんで、
調子に乗って、初めてのテント泊。



 
 
 
 
 
とにかく辛かったものの。
それでも、登山中にすれ違う山ガールたちの存在が、登山の疲れを吹き飛ばす唯一の妙薬である事に初めて気付く。
 
そんな、実りの多い山行だったのでした。笑
 
 
 
 
 
続きは第7夜へ!
 
 

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