キリマンジャロ登山

タンザニアどうでしょう 第33夜

2014年8月6日~8月18日のタンザニアぶらり登山&サファリ旅の記。
将来、歳喰った時の為の備忘録としてココに記す。
 
【前夜までの「タンどう」】
登山DAY2。8/9。昨夜の曇天からは想像出来ない程の快晴青空の下、熱帯雨林から抜け出した登山道の周囲には開けた視界が広がる。朝8時にスタートした我々8人のパーティ。気分はワクワク。5〜6時間をかけ、今夜のお宿・シラーケーブへと向かいます。

 
例によって本日の行程・DAY2編。
 

“New Map of the KiLiMANJARO NATIONAL PARK (C) 1998 AND 2003 BY GIOVANNI TOMBAZZI”に道程を追加

 
 
熱帯雨林から抜け出た登山道は、キリマンジャロ山頂を右手に見つつ進みます。疎らになった背の低い木々の間を縫いつつ歩く5、6時間の山行。大自然に広がる青空の中、いやでも開放的になる気分。なんだかワクワク。そして、遂に富士山頂の高度を超えるキャンプ地へ向かうのです。
 
 

“New Map of the KiLiMANJARO NATIONAL PARK (C) 1998 AND 2003 BY GIOVANNI TOMBAZZI”より

 
 
登山というほどキツくはない斜度。トレッキングという語感より、むしろハイキングと言った方がしっくりする気分。数日後、6,000mに近い山頂を目指すとは思えない長閑な山行。
 
 
「歩こぉ〜、歩こぉ〜、私はぁ元気ぃ〜♪」
 
 
自分たちの他、日本人登山者とほとんど出会わなかったこのルート。そういうのも手伝ってなのか、はたまた開放的な気分がそうさせるのか、ちょいちょい唄が飛び出し始める。しかもわりと大声で!
 
…大の大人が大勢の他人の居る中、歌なぞ大声出して唄うなんて。。。そう思われるかも知れませんが。。。いや、山に登る経験があまり無い方には理解しかねる行動かも知れないのですが、いや〜、奥さん!これがまた唄いたくなるんですって!!笑
 
 
会社同期と共に登る山においては常に。ジュークボックス的キャラの同行者が、頼まれてもいないのに、ずっと青春時代の流行歌を披露してくれておりましたし。そして、キリマンジャロ直前に高度順応で登った富士登山に至っては、私の世代を越えた歌謡曲で同行者とともに賑わっておりました。
 
まー、山中での歌謡ショーには賛否両論あるみたいですが、、、
ここは日本の山じゃないし…
 
 
…ってな訳で。。。
 
 
 
「♪恋人よぉ〜、そばにぃいてぇぇ〜」
 
 
五輪真弓もビックリ。キリの山中で響く『恋人よ』
 
 
そして大阪組の参加者だって負けてはおりません。Kさんに至っては、唄う気満々で自作の歌詞カードを持参してまでのタンザニア入り!
…最も、その肝心の歌詞カードを、麓のホテルの預け荷物に置き忘れてしまったのでしたが、しかしそんな失敗をモノともしない大熱唱!!
 
 
その後も折に触れ、各自競い合うかのように、そして同じ曲が被らないよう唄いだす我々。まるでカラオケ!…そのうち、レパートリーも尽き果てCMソングまで繰り出すおいら。
 
 
「ろーぉと、ろーとぉ、ろーぉとおーーー、、、ろーぉーとせいやぁーくぅーーー」
 
 
……頭の中、すっかり鳩も飛び出すクイズダービー。。なぜ不意にこの曲が頭を過ぎったのかはもう、今となっては知る由も無いのですが。ロート製薬が大阪に本社を置く会社だったということ知ったのは、実はこの時が初めてだったのでした。いやいや、キリマンジャロ登山は色々と社会勉強になりますねぇ 笑
 
そーいや、ロートCMを唄った後、引き続いてなぜか頭に浮かんだのが「金鳥どんと」のCM。高校時代の歴史の教師が、縄文時代のハナシついでに披露してくれた「ちゃっぷいちゃっぷい、どんとぽちぃ」だったのですが、、、その場で披露するにはあまりに場違いな気がしてしまいまして。。。(と言うか、古すぎて誰も気付いてくれんべなぁと思い) 個人的にお蔵入りにしておきました、ということをちょっとお知らせしておきます 笑
 
 


 
閑話休題。
 
 
1時間ばかし歩いた頃。
ある開けた場所でのしばしの休憩。
 
どんどん近くなるような気がする山頂を正面にして、日本から持参した行動食を口にする我々。あまりに緩く、汗もかけない山行だっただけに、それほどの空腹感にも襲われず。なんだか、登山と呼べない気分。今日の行程は5〜6時間ということで、昼過ぎにはキャンプ地に到着の見込み。お昼ご飯は、そのキャンプ地で戴くと言うことも聞いていたので、自分は持参のナッツ類をつまむ程度。
 

Photo by Queen Halfpants I


 
 
そういや、何故か流行ったウルトラマンポーズ 笑
 
 
第34夜へつづきます。
 
 

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