2014年8月6日~8月18日のタンザニアぶらり登山&サファリ旅の記。
将来、歳喰った時の為の備忘録としてココに記す。
【前夜までの「タンどう」】
登山DAY1。8/8、標高1,800mのマチャメゲートを後にした我々。およそ6時間の山行を経て、ようやく本日のお宿・マチャメキャンプに到着する。
16時を過ぎ。
それまで緑で覆われていた空が突然ひらけだす。
道も平らになり、なんとなく目的地に近づいている雰囲気が足取りを軽くする。
山行5時間を過ぎた辺りから。
周りの風景もずぅーっと熱帯雨林のソレであるが故の飽きからか、会話もやや途切れ途切れになっていた我々。沈黙の時間を打ち破るかのような風景の転換に、気分が明るくなる。
出発地点のマチャメゲートから、地図上ではおよそ18kmを歩いたことになるらしい。気がつくと、道の先に、黄色や青色の何かが見える!
「あっ!あれテントじゃない?」
誰かの叫ぶ声に応え、道の先を見つめる8人。とガイド4人。
「あ、着いた!!」
「着きましたね!!」
時刻は16時半過ぎ。
心地のよい疲労感と軽い開放感。本日のお宿に到着です。
周りを背の低い木々に囲まれた中、所々の平らで開けた場所にキャンプサイトがある。盛夏の涸沢みたいに混んでるわけでも無いが、それらの場所はほとんどテントで埋まっており、賑やかな声で溢れていた。
そして。
キャンプ地の丁度真ん中に位置する辺り。Resister Hutの建物のすぐ目の前。ガイドに案内されて連れて行かれた場所には、既に5つのテントが並んでいた。我々の到着に先駆けて登っていたポーターさんらによって、テントは既に立てられ、その近くには食卓テーブルが広げられた大きめのテントも一つあった。我々のテントの後ろ側には、ポーターさんらスタッフ陣のテント。その中では今晩の食事が調理されているようだった。
…。
テントは2人で一張り。しかし、幸か不幸か、ツアーメンバで男はおいらのみ。故に通常2人用のテントを贅沢に1人で使用することになる!
一応、テント争奪じゃんけん大会をしてみる。トイレに近いかどうか位しか差は無いのですが。。。
ソラは開けているものの、天気はどんより曇り空。
夕方が近づいていることもあって、標高3,000mに近いココの空気はややヒンヤリ。
「それじゃぁ、夕食は18時からにしますんで、その頃にテーブルに集まってくださいっ!」
マロン隊長にそう言われ。ポーターさんに運んで貰ったマイ荷物を受け取って、一旦テントに入る。寝袋やマット、防寒着を取り出し、夜に向けてヘッドライトの準備をする。
…これまでのテン泊最長記録は二泊。対して今回は初めての六泊七日。
そう、これから未知の一週間テント生活が幕開けなのです!
なんだかワクワク。
やはり、テンションが上がってくるのでした!
第30夜へつづくぅ!