2014年8月6日~8月18日のタンザニアぶらり登山&サファリ旅の記。
将来、歳喰った時の為の備忘録としてココに記す。
【前夜までの「タンどう」】
キリマンジャロ出発一ヶ月前に始まった珍騒動は無事一件落着。8月を迎えた日本は夏本番! そして、二年半越しのキリマンジャロ登山本番の夏である。出発前最後の週末。怠けておよそ碌な準備もしていなかった私は、持って行くと思われる荷物を部屋一面に広げ、さぁ、一体何をどうやってパッキングしてやろうかと終日思案を続けていた。
2014年8月3日。
出発まで残り3日。
いや、もう。。
二度目の海外登山とはいえ、テント泊で、一週間かけて登って降りてくると言う長期登山はモチロン初めて。
その間、当然の如く携帯も繋がらなけりゃ、シャワーも無い。
トイレにゃ紙も無いから持参しなけりゃなりません!
テントは現地で用意してくれるものの、夜暖かく寝たけりゃ寝袋要持参!
そして、山頂は下手すりゃマイナス10度を下回る真冬の世界。
。。一体全体、何を着て登れば良い?
着るものは何枚持って行けばいいのよぉ〜??
とにかく困ったのがパッキングでした。
実は、現地では。
ポーターさんと呼ばれる方々が、15kgまでの自分の荷物を担いで登ってくれるという。
そのため、持ってもらう為の簡易バッグを用意する必要があった。
とはいえ、雨が降っても大丈夫な防水性を確保しつつ、かつ、ある程度の容積が確保できるバッグを私は所有しておりませんでした。。。
のでやむを得ず、探しに探し、遂に見つけた在庫処分の72Lダッフルを半額で購入!
しかし、あまりに大きすぎ。寝袋と共にスーツケースに入れると、もうそれだけでほとんど一杯………。
飛行機のロストバゲージを心配する自分としては、あまり荷物を複数に分けて預けたくも無く。。。
必要最低限の衣類や現地で入手困難なグッズを入れた登山ザックを機内持ち込みにし、最悪、現地でレンタルできる道具はスーツケースに入れるという方針にしていたのでした。
・・・結局、週末二日間の時間とアタマをフルに使い。
未知な現地での出来事を想像しつつ。
すったもんだ、
出したり入れたり。
入れたり出したり。
最初は閉まらなかったスーツケース。
出したり入れたり諦めたり。
それでも、入れたり出したり。
諦めても入れたり出したり。。。
…最後はもう、パワーに任せ。
エイヤっとフタしたスーツケース。
そして、7kgの重量制限をこっそり超えたザック君。
どうにかパッキング終了!!
。。。
翌、8/4月曜日。
出発はこの週の水曜夜。
正直、もうこの週は、仕事をしつつもココロは既に。
遙か遠いキリマンジャロへ飛んで行ってしまってました<(_ _)>
この日、出社するとメールボックスに一通のメール。
『夏季休暇中に登山を計画する者は、山行計画書を総務へ提出すべし!』
長期休暇前に展開される、休暇中の注意事項を連絡するメールの中の一項目。
ここでいう「登山」というのは、恐らくは日本国内を想定したもの。
「うーん、海外の登山だからなぁ。。。」
明らかにフォーマットも国内登山を想定した記入項目。
一瞬、提出しようかどうしようか逡巡してしまった 笑
一応、この登山のために休暇が取れるよう。
実は、一年ほど前から既成事実化工作を行っていた自分。
といっても、まぁ、
周囲の同僚に単に「キリマンジャロに登る!」と吹聴していただけなんだけども(^^;)
でも、流石に総務の人たちには言ってなかったんで。
提出して、今更「海外の登山なんて認めんっ!」なんて言われでもしたらやっかいだなぁ〜とか思いまして。。
おそるおそる提出。
しかし無事に受理。
。。。まぁ、事前に言っていなかった所属部の部長には驚かれましたケド。
そして、いよいよ出発当日。
2014年8月6日。
この日は、午前出社の午後休暇。
すでに地に足の付いていない自分。
頭の中はもう、ありのままの唄がエンドレスリピート 笑
“私は自由よぉ〜”
(※一応、やるべき仕事はやってから帰りましたよ、念のため(^^;))
さて。長期にわたった、タンザニアどうでしょうプロローグ!
2014年8月6日~8月18日のタンザニアぶらり登山&サファリ旅の記。
次夜から遂に第二部のスタートです!!笑
第二部、第15夜へ!