こんにちは!
津軽三味線も弾きこなせるサラーリーマンを目指す、りょうた です。
その音色と弾きっぷりにカッコ良さを感じ、
いつか自分も同じように弾きこなしてみたい!と。
そう、思って始めた津軽三味線。
練習不足ということもあって、いまだ、
とてもとても人様にお聴かせできるレベルでは全然ないのですが…。
ここ最近、三味線仲間を作りたいなぁなんて思い始めてました。
自分の場合、運良く近所に個人教室があったことから、
特に迷うことなく先生について習い始めて早4年が経過。
教室には年一の発表会もあって、
教室内の生徒さん達と触れ合い刺激し合う機会もあるのですが…。
仕事だけではなく、色々な方との繋がりを創りたいという思いもあって、
教室外の三味線繋がりも創っていきたい!と思うに至ってます。
そんな時、色々な方のブログを拝見していると、
思いの外に、社会人から三味線を始めた方が多く居ることを知ることに。
そして、独学で始めようか、習いに行こうか迷われてる方もいらっしゃる様でした。
アパート暮らしな自分の場合、
右も左もわからない初心者であることに加え、
自宅で楽器を弾くことが難しいのもあって。
深く考えずに、教室に通うの一択だったのですけど、
この4年の経験から、津軽三味線を独学で習得出来るかどうかについて考えてみました。
※あくまで個人的な感想ですので、ココに書いたことが絶対です、と言うつもりは全くありません。
最終的にどうなりたいか
最初に結論を言ってしまうと、
やはり、先生について習った方がベターかな、と思ってます。
というより、
とりあえず弾いてみたい
のか、
上手く弾きこなせるようになりたい
のか、の違いで取り組み方が異なるのかなと思います。
子どもの頃、なんとなくピアノを習っていた妹に影響を受けて、
自分も独学で、ピアノをなんとなく弾いていた時期がありました。
が、やはり、所詮は「なんとなく」な想いしかなかっただけに、
何処まで練習しても「なんとなく」は弾けても、
上手くは弾きこなせるようにはなりませんでした。
一方、なんとなくでも習いに行っていた妹は、
個人的に羨ましいと思えるくらい、
上手く弾きこなすようには為っていました。
今回、津軽を始めた自分の場合、まず、
プロレベルまでは到達せずとも、
カッコ良く弾きこなせる程度の腕前にはなりたいっ!
という、目標設定がありました。
(その為の努力をしているか、、と言われると最近出来ていないのですが。。(^_^;)
「なんとなく」以上の想いがあるのであれば、
迷わず習いに行った方が良いのかなと感じています。
音色の違いが分かるようになる
津軽三味線って、
習い始めて改めて思いましたが、
とっても奥が深い。
独学で、単に音を出して、
それなりに曲を弾きこなすことは出来るとは思うものの。
Youtubeなんかでプロが奏でるような
ダイナミックで心に響く演奏ができるまでには、相当な練習が必要だと思います。
そして、その為に必要なのは、
血がにじむほどの基礎練習の繰り返し。
特に、津軽三味線の醍醐味の一つである、迫力のある撥音。
これを出せるようになるには、
かなりの練習とコツが必要だと感じています。
ただ、この撥音ですが、
ぶっちゃけ私はまだ、出せたり出せなかったり。。
というより、4年経って、
ようやく、出せたときと出せないときの音の違いが分かるようになってきました。
これは、教室に通って、様々な方の音色を間近に耳にし続けたお陰かと。
そして先生に、どんな音色が理想的な音なのかを指摘して頂いたお陰かと。
今にして思えば、独学だと、
何が良い音で悪い音なのか、
その判別がなかなか区別出来なかったのでは?と思っています。
クセはなかなか直らない?
イイ音を出そうとしたり、
かまし(かき回し)てみたり。
早く上手くなりたくて、
練習も試行錯誤になることが多い自分。
ようやく、「この弾き方だっ!」って、
思うような音が出せるコツを掴んだ気になった瞬間。
「fluoritoneさん、三味線が寝てますねぇ。。」
なんて、先生に指摘されること多々アリ(汗)。
一つの技術を習得しようと集中すればするほど、
他の基本的な部分がおろそかになることがよくあるんですよね、自分。
しかも、まったくそのことに気付いていない。。
よく、先生に言われるのは、
「一度付いたクセを直すのは大変よぉ〜」
ハイ…。
弾いている音は、録音で聞き直すことは出来ますが、
弾いている時の姿勢や、細かな指使いなど、
自分で気付けないことが多いこと多いこと。。。
折角、理想的な型をマスターしても、
他のことに気をとられて、気付かぬうちに変なクセが付いてしまうことが多いとか。
先生に指摘戴き、
早急なクセ直しができると言う点で、
教室に通うメリットがあると思いました。
まとめ
最初に結論を書いてしまいましたが、
やはり、上手く弾きこなすためには、
教室に通って、先生に観て頂くのがベターだと思います。
自分は、仕事の忙しさを理由に、
最近、ここ一年くらいロクに練習していなかったんですけど、
月3度のお稽古は欠かさず通っていたお陰で、
亀の歩みではありますが、徐々に上達はしている感覚。
聴いている方の心に響く演奏が
早くできるようになるよう、頑張って行きますっ!