どうも!
津軽三味線も弾きこなせるサラーリーマンを目指す、りょうた です。
- 低山レベルの登山経験しかない山登り初心者で、
- いつか、キリに登りたいと思っているけど、
- 私にも登れるかな? どうすれば良いかな?と調べている人
かれこれ5年前の2014年になりますが、登頂してきました!
ということで、山頂に到達できた経験を踏まえて、少し語ってみたいと思います!
キリマンジャロとは?
まずは、そもそも「キリマンジャロってなに?」と言うところから。
キリマンジャロ(スワヒリ語: Kilimanjaro) はタンザニア北東部にある山で、標高5,895m。アフリカ大陸の最高峰。山域がキリマンジャロ国立公園に指定されている。山脈に属さない独立峰では世界で最も高い。
Wikipediaさんより
キリマンジャロは、赤道から南に約340kmの南緯3度、アフリカ大地溝帯の東リフト・バレーに位置する。東西約50km、南北30kmの山体をもつ大型の成層火山である。西から東へ並ぶ、シラ峰(Shira、3962m)、キボ峰(Kibo、5895m) 、マウエンジ峰(Mawenzi、5149m)の3つの主な成層火山から成り、山体中央にあるキボ峰が最高峰である。
Wikipediaさんより
七大陸最高峰の中では登山が容易な山である。傾斜も緩く、登山ルートも整備され、登山家のような高度な技術は必要ない。このため世界中から多くの登山者が訪れ、多いときには月に1,000人近くが山頂を目指している。2004年には年間35000人が登山を試みた。しかし、標高5000mを超える高峰であり、高山病や事故により、毎年数名の死者が出る。登山のベストシーズンは乾季に当たる12月から3月と、7月から9月となっている。
Wikipediaさんより
キリマンジャロって、標高6000m近い高山の割りには、一般の登山者が登れる最高峰の山とも言われているらしいですね。
登山コースはいくつかあるようで、その中でも「マラングルート」と「マチャメルート」の2つがメジャーなルート。私は、2番目に人気があると言われるマチャメルートを使って登って参りました。
一番人気のマラングルートが全て山小屋泊なのに対して、マチャメルートはテント泊。登山口から下山まで、トータル1週間ほどの日程。
ちなみに、現時点での最速登頂記録保持者はカール・エグロフと言う人。2014年8月13日に、ウンブウェ・ルートのゲートから頂上を経由してムウェカ・ルートのゲートに下りるまでで、所用時間は往復6時間42分の記録(by Wikipedia)だそうです。
そして偶然なのですが、私の下山中、どうやらこの方とすれ違ったようでして。。
あんまりにも軽装過ぎる格好で登ってくる人がいたもんで、、、山頂はマイナス20度にも至る山だってのに「ええ???」と驚いていたわけです。後日、Wikiで見つけて、私の山行期間中と一致していたもんで、ほぼ間違いないのではないかと。。
…サイン貰っておけば良かった!笑
なぜ登ろうとおもったか
私がキリマンジャロを登ろうと思った経緯は、キリマンジャロ登山記に詳しく書いてあるので割愛しますが、もうとにかく、当時は仕事辛くて、なにか全然違うことやってみたかったわけなんですよね。
まー、たぶん、非日常世界に逃げ出したかったんだとおもいます。
きっと、何かが変わるかもと思ったのです!
ざっくり結論
さて、登山初心者の方がキリマンジャロを目指して登れるか?ということですが、登頂成功した私の経験から言うと「健康であれば、登れる」のではないかと。
私の当時の登山経験はといえば、
- それまで登山のトの時も知らなかった状態で、2008年にノリで産まれて初めて富士山に登頂
- それ以降は、夏山シーズンに年に2〜3度、東京奥多摩の低山に日帰り登山する程度
私はキリマンジャロ登山ツアーに申し込んで登ったのですが、同じツアー参加者の他のメンバは6人全員女性。お一方を除いて全員登頂に成功していました。
登山ツアーの参加者は60歳オーバーの方も多いと聞きます。
大事なことは、登ろうと思わないと登れない、と言うことでしょうか。登ろうと決めなくては登れないということ。
ぶっちゃけ、個人手配だろうが、ツアー申し込みだろうが、登山にはガイドとポーター同行が必須。大きな荷物はポーターが持ってくれるし、食事も全て作っていただける。登山者は、東京・高尾山に登る程度のザックで、まさに大名登山の様相。
ルートにもよるでしょうが、最後のアタック時以外の登山道はそれほど急勾配な場所も無く。むしろ日本アルプスの山々のほうが登っていてキツイくらいです。。
登るためにはどうすればよい?
今はまだ全く登ったことがない人も、少しは登ったことがある程度ある人も、キチンとステップ踏んで、ステップアップしていけば良いかと思います。
個人的な経験を言わせて戴くと、確実に登頂成功を目指すなら、2〜3年くらいのスパンで登頂を目指す計画を練るのがよいかと。
勿論、ある程度体力に自信がある方は、イキナリチャレンジもありかとは思います。
が、登山初心者であるなら、初年度は、日帰り低山⇒宿泊低山⇒3000メートル級に宿泊でチャレンジといったステップで経験を重ねていく感じでしょうか。
キリマンジャロ登山旅行をプランニングするには、大きく分けて「個人で全て手配する」、「ツアー会社に全てお任せする」の2パターンがあります。
確実に山頂に立つという目標を持つなら、キリマンジャロ登山ツアーを手配して頼むのが1番ベストかと。
現地では、ガイドとポーター同行必須で色々と手配する必要があったり、チップのことなど色々と手続きが必要だったり、、、ツアーであれば、兎に角もう登ることに集中できますよね。
ご予算は、ツアーだと、時期にもよるけど40万〜60万円位の相場観。その他、ウェアなど冬山装備が必要なため、ゼロから揃えるならプラス20万円くらい。
高山病予防のために、登頂前には富士山に登るなど、国内で念のため高所慣れしておくことは必要かもしれません。
自分は、登頂一ヶ月前に南アルプスを2泊縦走し、2週間前と1週間前に富士山に登っておきました。
経験者は語る、登ってみて良かったこと
さて、幸いにも登頂成功できた私が、登ってみて良かったことを列挙してみます!
- 日本じゃ絶対に味合えない、地球レベルの絶景感動
- 極限の中、生かされているという実感。感謝という言葉の重みを感じる
- 小さな一歩一歩の歩みの積み重ねが最高峰にたどり着けるという腹落ち感
- 達成感半端ない!
まとめ
だれでも気軽に登れる山ではないですが(そもそも場所も地球の裏側ですしね(^_^;))、少しでも登りたいと思う気持ちがあるのなら、ぜひ一度は登ってみることをおすすめします!
当時の旅行記を書いてます!よろしければご覧ください(^_^)