エジプト旅

エジプトどうでしょう 第36夜

大学院2年生だった2007年8月末。
徐に思いつき、一人で向かったエジプトの旅日記。

帰国後、mixi上に書き溜めた未完の旅行記を完結すべく、一先ず公開済み記事を誤記脱字以外はそのままの姿でリターンズしてみる!

※古い話題が随所にありますが、2007年執筆当時のママにお送りしております 笑

2007年8月27日~9月3日のエジプトぶらり一人旅の記
将来、歳喰った時の為の備忘録としてココに記す。

前夜までの「エジどう」→

エジプト観光第1日目は、あの三大ピラミッド群と初対面。
そのデカさに圧倒。翌日、念願の砂漠de満点星見キャンプをするため、
カイロ西方白砂漠に到着するも、東から煌々と昇る満月が、
徐々に全天の星たちを飲み込んでいってしまった。
満点星見キャンプ。・・・のつもりが、図らずも零点月見キャンプに。
翌朝、必ずの再度の訪問を誓い、
キャンプ地を後にし、オアシスの拠点に戻る。

※えー、今夜は。前夜が書かれた後、
3ヶ月後の2009年4月に気分がノって書いたモノのようです。
…もはや近況報告となっていますが。。。

第36夜は、再び出発地・バフレイアオアシスに戻ってきたところから。

いやはや。
久しぶりに気分が乗ってきたので再開します、
エジプトどうでしょう(笑)

社会人生活も2年目に突入し、
徐々に三十路も視野に入れた日々を送る毎日。
それでも地球は回り、
人間は確実に年を重ねるものだと。
深く深く実感しているこの頃。

張り切って続きを書いていきたい。。。ノダ。
。。。が、既に二年近くの歳月を経て(笑)。。。
脳裏に浮かぶエジプトの想い出は、
もうホント楽しかった部分だけを残し。
既に細かい細部の前後関係なんてものは、
その後二年間の旅の記憶に上書き保存される始末。。。

脳はやはり揮発性メモリなのかしらん?

仕事柄、記憶装置に関心がある昨今の自分。
二年前には、二年後の自分の姿なんて
全く予想だに出来なかったわけだが。
最近、記憶装置の勉強も求められている。

んで、記憶繋がりで人間の記憶について。
よく、タンスの喩えで、
「記憶は無くなるわけではなく、
 ただ単に、記憶を入れた引き出しが開かなくなるだけなんよ」
ってな解説をいろんなところで耳にする。

「だから、
 タンスの引き出しを開けるきっかけ(鍵)があればいいんよ」
というアドバイス。

。。。。んなこと言ったって、
「引き出しの鍵を何処に仕舞ったのか」
を記憶した引き出しが開かないんだゾ。
いつまで経っても開きはしないべさ。。。

開かないタンスは、ただのタンスだぞ?

いや、タンスにもならないか。。。

ということで(どういうことだ?)、
頭の中でタンスの鍵が見つからないなら
頭の外を探せばいい。

。。。そうなると。

想い出を手繰るきっかけ(鍵)となるのは、
やはり写真らしい。

エジプト旅行の写真を見返すと、
写真と写真の間に隠れた五感の記憶が
徐々にポツンポツンと甦る。

私事だが、最近新しいデジカメを購入した。
以前持っていたデジカメは、
自分にとって初めて購入した物だったから、
さしずめ二代目デジカメ君となる。

初めてデジカメを購入したのは大学三年の夏。
ちょうど部活の夏合宿に行く前に購入した物。
それまでは普通にフィルムカメラを使っていたわけで、
普通に写真屋さんで現像を依頼していたわけだから。
すべてをPCで管理し、
お気に入りだけを印刷できる今を考えると、
なんだか遠い過去の気分。

その初代デジカメ君が映した数々の写真は、
今では7000枚程度にふくれあがっている。

。。。んが。

たまに見返す度に思うんだが、
どうも私は写真が下手らしい。。。

友人の写真アルバムを見る度に、いつもそう思う。
どうやら自分は風景の写真ばかりを撮したがる傾向があるらしく、
7000枚の写真を見返しても、
実際には確実に有ったはずの
旅先での人とのふれあいや、町並み、空気がまるで甦らない(苦笑)

。。。ということで、
今回のエジプト旅行。
改めて写真を見直すと、
砂漠キャンプ以降の写真数が極端に少ない。。。

というのも、この後、砂漠キャンプ以降は
どちらかというと自然の風景があまり少ない旅程だったから。

うーん。
砂漠キャンプから戻った翌日が旅の中日だというのに(トホホ。。。)

今後は、新しい二代目デジカメ君で、
折に触れもっと写真を撮していこうと決意した次第。

。。。。。え?
今夜のエジどうの本編はいつ始まるんだって?

。。。まぁ、前置き長くても、たまにはイイじゃない?
久しぶりなんだし(笑)

ということで、第37夜につづくっ!

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