けど、たまにはノンビリ温泉に浸かってリフレッシュもしたい…。
日帰り以上、旅行未満。
ノンビリ非日常感を味わい帰ってこられる、ちょい旅シリーズ。
今回は、JALの企画「どこかにマイル」を使ってのちょい旅。
行き先は、自分的初上陸!徳島ちょい旅の巻でございます。
思いのほかに使えた!JALの どこかにマイル
もう半年ほど前の話になるんですけど。
たまたま、週末二日間丸々なにも予定が無さそうだった2018年6月下旬。
ちょい旅には又とないチャンスっ!ということで、
以前から気になっていた、JALのどこかにマイルを使って急遽出掛けてみることにした。
行き先が自由に選べない代わりに、
通常だと基本15,000マイル必要な国内往復航空券が、6,000マイルで利用できるというプログラム。
「たまには流れに身をまかせてみるのも面白いかなぁ〜」
個人的に。
旅はまず、行きたいところ、見たいもの、やりたいことなど主目的を決めてからする派だったんですが(いや、大抵は皆そうだとおもいますが、、笑)
たまには、行き先ありきで旅をしてみるのも面白いかなぁ〜と思ったのでした。
JALのサイトで希望の日程を入力すると、行き先候補を3つ提示してくれる。
今回の候補は、宮崎、秋田、徳島の三つでした。
「宮崎と秋田は行ったことあるしな。」
「四国は高知しか行ったことないしな。」
ということで、徳島一択!
初めての徳島旅行に出かけることにしたのでした。
行き先はおまかせ、マイルを使ってどこかに行こう!
通常・基本往復15,000マイル必要な無料特典航空券が、行き先を選べない代わりに往復6,000マイルで利用出来ちゃうという、けっこうお得なプログラム
行き当たりばったり旅は、徳島ラーメンの名店から
行き先を徳島に決めたはいいものの。
とりあえずレンタカーと宿だけは決めておき、直前まで仕事に追われてたのもあって、冗談抜きに行き先は全く調べず決めずに当日を迎えちゃいました 笑
なんせ、羽田空港に向かう途中でスマホで行き先を調べる始末。
しかし、当日、運悪く徳島の天気は雨予報。。。
「雨だと、車があっても屋外の行き先はなかなかちょっとツライよなぁ〜」
なんて思いつつ。
ひとまず、10時にレンタカーを借りた自分の最初の行き先は、
朝昼兼用の食事にと、徳島ラーメンのお店「中華そば いのたに」へ
徳島のご当地ラーメン。
豚骨醤油ベースの中細麺に生卵や豚バラ肉なんかが入っている。
なんでも、wikiなどによると、徳島では「ご飯のおかず」として食べるのが一般的とか。
自分も習って、ご飯を一緒に注文。
この組み合わせが、なまらあう!
ラーメンは全然詳しくない札幌出身の自分としては、札幌ラーメンとは全然異なるその趣き、お味に物珍しさを感じつつ一気に完食。
豚汁とご飯を食べているというか。
豚バラと生卵が入っているのもあって、なんだかすき焼きとご飯を食べているよう。
ご飯と食べるのが一般的ということもあって、ラーメンの量自体も少し小ぶりな感じ。
「これは、お酒のシメにもってこいのお味と量だな〜」
「徳島の人、めちゃ羨ましいんですけど!!」
…余談ですが、今回のちょい旅で、トータル3回徳島ラーメンを食べました 笑
日本三大秘湯・祖谷温泉
ラーメンで腹ごしらえをした後、雨脚は徐々に強まり大雨となるww
「こんだけ雨だと、行く先は屋内の美術館とか温泉かなぁ〜」
「せっかくだから温泉で、ゆっくりまったり過ごすのも良いかしら…」
いろいろ思い悩んだ末。
向かった先は祖谷温泉だった。
JR徳島駅から車で約2時間。100kmほどの距離にある温泉。
徳島自動車道で井川池田ICをおりた先から、
徐々に山道に入り、断崖絶壁の谷間を横目に車を進める。
ICから一時間ほど車を進めた頃、谷の上にポツリと現れた一軒宿が祖谷温泉だった。
日帰りもできるこの温泉は、谷の上に立つ宿からケーブルカーで降りた谷底にある。
急峻な谷間の中、標高差170mというだけに斜度も結構ある。
が、それだけに周囲の景色は見応えバッチリ。
「紅葉シーズンだったら、さらに最高の景色なんだろうなぁ〜」
谷底を流れる祖谷川を眼前にして浸かる温泉。
今回訪れた時間帯が14時くらいということもあってか、お湯は自分で独り占め。
ちょうどよい湯温に、ヌルヌルで優しい感触のお湯はなんだか癒される。
1時間ばかりのまったり日帰り温泉を楽しめたのでした。
秘境祖谷渓の一軒宿
日帰り温泉としても浸かれる露天風呂は、断崖絶壁の上に建つホテルからケーブルカーで5分降りた170m下。谷底を流れる祖谷川の荒々しい水飛沫を耳に浸かる露天風呂は、アルカリ性単純硫黄温泉。まったりゆっくり過ごせる名湯だと思う。
宿泊の場合は、JR大歩危駅から無料送迎あり(要予約)
そしてお宿はAirbnb
きっと偶にはこんな時間が必要なんだ
徳島市に戻りAirbnbで探した宿は、とある建築デザイン事務所の空き部屋。
個人的にはサヴォア邸を彷彿とさせる、連続した窓が特徴の白を基調としたコンパクトな宿。
将来家を建てるなら、この人に頼みたい。
同じ旅好き、アートな空気を感じるホストとの会話、不思議なご縁。同じ対価を支払うのなら、こんな素敵な出会い付きの宿ならクセになる。
刻の歩みがなんだか違う。
同じ時間の中で。サイバー空間で人と人とが簡単直に接繋がる便利な世の中なれど、それはあくまで入り口の手段であって。自分はやはり、アナログに脚を使って、現場で感じる世界が好きなのかもね。
優しい気持ちを思い出した気がする。
翌日、東京に戻る前に立ち寄ったジェラードのお店
これまた美味!
普段あんまり甘いものは口にしない自分ですが。
ここのジェラード、なんまら旨かった。
久しぶりに「旨いっ」と唸ったもの。