どうも!
津軽三味線も弾きこなせるサラーリーマンを目指す、りょうた です。
- 文章を書くのに時間がかかってしまっていて、
- 効率的に、もっと他のことに時間を使いたいと思っていて、
- 速く書き上げるコツやヒントを調べている人
昔エンジニアだった頃は、設計仕様書やら試験報告書など。今の仕事になってからも、社内向けの企画書や起案、社外向けの提案資料やホワイトペーパーなどなど。
わりと纏まった文章を書く機会は多いんですよね。
ということで、今回は分かりやすい文章を効率的に書くコツについて、語ってみたいと思います!
ビジネスで使う文章は効率的に書けないといけない
自分の仕事柄、わりと文章を書く機会に囲まれてきた私。
今はだいぶ改善されてきてはいるものの、昔は文章を書くのに物凄い時間が掛かってしまっていました。例えば、A4たった1ページ程度の文章を書くのに、トータル1日くらい掛けてしまっていたことも。。。
それだけの時間を掛けて書いた文章で、会社の業績に貢献出来ていたり、
書き上げた企画書なり提案書が成果を産めていれば良いんですけどね。。
実際のところは、文章を他人に読んで貰うと、「わかりにくい」と言われたり、
最悪、提案書として書いたものがそもそも使われなかったりと。。。
折角、時間をかけて書き上げたものが、結局何の意味もなさなかったなんて。。。散々なこともありました。
長い時間を掛けて書いた文章で、それに見合う成果が得られないなら、そもそも意味ないじゃん!
それは仕事もおんなじ。
全てにあてはめて言うつもりはありませんが、仕事は成果の果実に見あうだけの時間だけをかけて、効率的にやりたいものです。
せっかく長時間かけて書き上げた文章が「わかりにくい」と言われてボツになったり、改めて書き直す羽目になってしまったり。。。
大した成果も得られない文章に長時間をかけてしまうのはもったいない!
「もっと速く書ききれないかなぁ」
「余った時間を使って、もっと他の為になるコトをしたい!」
そんな思いを持っていたかつての自分に向けて。
効率的にわかりやすい文章を書くヒントをまとめてみたわけです。
ちなみに、
ただ闇雲に長時間会社に居れば、なんか仕事した気になって。
時間さえかけていれば、なんかイイモノが書き上がるような気がしていた、かつての自分。
結果として、もうそれは「仕事をしたつもり」になっていた感じ。
同じアウトプットなのに、効率的にやるのではなく、無意味にダラダラ時間を消費して作りだしたシロモノ。
その辺のハナシに関しては、以下の本が面白かった。
なぜ分かりにくいと言われるのか?
せっかく長時間かけて書いた文章がわかりにくいと言われたことはありませんか?
私はあります。それも何度も。。。
その度ごとに大幅な書き直しをしたりして、
結局、はじめに書いた時と同じくらいの時間を改めてかけてしまうことも。
トータルで要する時間はかなりのモノ。
本当に無駄な時間になってしまう。。。
それでは、なぜせっかく書いた文章がわかりにくのか?
いくつかに分けて分析してみた。
【ケース1】文章自体に問題がある場合
- そもそも文法的におかしい
- そもそも論理的におかしい
- そもそも構成的におかしい
【ケース2】書き手側に問題がある場合
- 言いたいこと、書くことが定まっていない
- そもそも言いたいことがない
- その文章を書く目的を理解していない、自覚していない
- その文章を書く目的を勘違いしている
- 書いた文章の内容に誤りがある
- 読み手側が知りたいことを把握していない、または勘違いしている
【ケース3】読み手側に問題がある場合
- 文章(の目的)を理解していない、勘違いしている
- 文章(の目的)を理解しようとしていない
- 読解力がない、前提知識がない
- 興味(知りたいこと)の対象が変わった
上記は、現時点で私が思いつくままに羅列してみたものです。
ケース1については、あなたが書いた文章自体の書き方の問題。
例えば、接続詞の使い方が間違っていたり、接続詞前後の文が論理的に繋がっていなかったり。はたまた起承転結の順番がおかしくて、すんなり理解できない構成になっているとか。
これについては、一旦、この記事では対象外としますね(そのうち書けたらいいなぁ、と)。
んで。
重要なのは、ケース2と3。
通常は、ケース2の書き手側の問題と捉えてしまうことが多いのですが、
わかりにくい文章の原因には、意外とケース3の読み手側に問題があることもあったり。。。
いずれ、一つ一つのパターン毎についても詳しく書いてみたいと思っていますが、
今回の記事では、ケース2と3に共通するポイントを「わかりにくい文章」の理由として定義して、効率的に速く書くヒントを書いていきます。
では、ケース2とケース3に共通的なポイントとは何か?
速く書けない人がよくやるパターン
ケース2と3に共通的なポイント。
それは「文章を書く目的(ゴール)」が明確になっていないというところ。
文章は、当然読み手が存在するわけですが、
その文章の書かれた目的について、
読み手と書き手の認識が一致していて、初めてわかりやすい文章となります。
そう考えると、
あなたは、例えば以下のような書き方をしていたりしませんか?
いきなり書き始めている
今触れたとおり、
ビジネス文章には、まず始めに、その文章を書く目的があるはず。
例えば企画書であれば、企画の具体的内容を伝えることだったり、もしかすると企画の実現スケジュールを伝えることだったり。
読み手に読んで貰って、次にどんなアクション(もしくは成果)を得ようとしていますか?
わかりにくい文章というのは、
何の為に書かれた文章なのかという、目的が曖昧なまま書かれた文章であるというケースが良くあります。
その文章を書く目的を曖昧なままにして、
考えながら、文章をいきなり書き始めていたりしませんか?
文章ではなく、文を書こうとしている
これは、修飾語やら表現の仕方などにこだわって、
文を書いて、文章を書くことを忘れてしまうようなケース。
…かつての自分も、その傾向ありましたね。。。
特に社外向けの提案資料とか。
カッコイイ表現やキャッチコピーなんかの見た目にこだわってしまい、
肝心の文章全体で、何を伝えようとしているのかが、不明瞭になったりするケース。
文章、うまく書いてやろうと思っていませんか?
自分がそうでしたが、いつしか文章ではなく、文を書くことに集中してしまって、気が付けば時間が矢のように流れてしまっていたことも。。
ぶっちゃけ、文章は6割以上の完成度でOK。
そこまでできたらあとは受け手次第。
まずは文章全体の骨格を完成させて、
荒々でもいいので、書ききってしまうことが大切。
わかりやすく速く書くヒント
ということで。
結局、わかりやすい文章を速く書くヒントは、、、
- まず、文章の目的を明確にした上で、
- 目的に合わせて、文章の全体構成をキチン組み立てて、
- とにかく荒々でも良いので一旦全て書ききってみる
まとめ
文章って、結局、読み手側の読解力レベルや期待していること等によっても、分かりやすさ度合いが変化することが多いから難しいですよね。。。
今回は、そもそも論的な内容でまとめてしまいましたけど、
読み手側に問題があるケースについても、そのうちヒントをまとめてみたいとおもいます!
ちなみに、私が読んで参考になった、おすすめの本を紹介しておきますね。
重要なポイントがわかりやすくまとめられていて、
ある程度文章を書いた経験があって、悩んでいる人にはお勧めの内容ばかりでした。
効率的に文章を書けるようになって、
余った時間を他のことに使っていきましょう!