大学院2年生だった2007年8月末。
徐に思いつき、一人で向かったエジプトの旅日記。
帰国後、mixi上に書き溜めた未完の旅行記を完結すべく、一先ず公開済み記事を誤記脱字以外はそのままの姿でリターンズしてみる!
※古い話題が随所にありますが、2007年執筆当時のママにお送りしております 笑
今回のハナシは、第8夜を書いた後、
高知での学会参加を経て、帰りついでに沖縄寄って、しばしの時間を置いた後に書いたモノのようです。。
さぁさぁ。やってまいりました!
エジプトどうでしょう!でぇぇ、ございます。
ついにエジプト観光第一日目が始まるわけでございます。
おさらいをしますとですね、
私、道産子大学院生おのちんは、
研究生活から一時的な逃亡をするため、
そして日常とは違う経験を
これからの人生の糧とするため、
2007年8月27日~9月3日の期間、
格安航空券だけを購入して、
ホテルの予約もせず、
ツアーの予約もせず、
忙しさになまけ
ほぼ無計画のまま、
あの吉村作治センセイの愛した
エジプトの地に足を踏み入れてきたのであります。
この「エジプトどうでしょう」は、
そんなエジプトでの出来事を、
将来「若いときにこんなことがあったぁ」と
思い出すための備忘録のつもりで、
「水曜どうでしょう」風に書き上げた、
ただの旅行記です。
高知学会も終わり、
いよいよ本年も残すところあと僅か。
修論作成の気分転換に、
ちょいと続きを書いていこうと思います。
***8月28日(火)
***午前6時
***ペンションさくら
***ドミトリー部屋。
前日の疲れもまだなんとなく残るベットの上。
クフ王のピラミッド内部に入れる
限定300名のチケットを入手すべく。
そして。
「地球の歩き方」のアドバイスの通り、
日中の日差しを避けるため。
すばやく身支度を調えて、
ペンションさくらを後にした。
午前7時。
深夜到着で、深夜の暗い町並みしか知らなかった自分。
既に頭上高くに昇っている太陽の日差しは、
同じ町並みを彩色豊かに照らしていた。
様々な人々の思い思いの足並みを身体全身で感じつつ、それでもまだ朝の喧噪にはぶつかろうとはしていなかった。
さて、
旅行中の自分の格好だが。。。
「バックパック一つでエジプト!」とはいっても、 結局は、リュック派の大学生が普段にいつも使ってるような、 そんな小柄な大きさのバックパックだった。
けれど、それを背負ってピラミッドまでいくのは、気温を考えると、いささか辛そうな予感。
幸い今回は、インドでの経験からポシェットを持参していた。
だから。
院に入学したとき新調したグラビスの靴と。
エジプト旅行のために、出発前日ユニクロで購入したジーンズに。
現地で捨てても未練が無いであろう、だぶだぶのテーシャツで。
加えて、オレのトレードマーク、黒のニット帽と。
貴重品やカメラなどを入れておくポシェット。
以上の、簡単で気軽な格好でエジプト旅行に挑戦したわけですな。
ペンションさくらを出たすぐの所に、
いわゆる乾物屋なお店があり、そこで水を購入。
500mlで1ポンド(約20円)なり。
物でパンパンのポシェットにバンバン無理矢理詰める。
これから行こうとしているのは、
有名なギザの三大ピラミッド。
クフ王、カフラー王、メンカウラー王のもの。
わりとTVで放映されているせいか、
知っている人も多いらしいが。
これら三つのピラミッドは、
カイロ市内から出て直ぐの所にある。
ずでーん。
そんな効果音が我が物顔に聞こえてきそうな。
「え?砂漠の中に有るんじゃないの?」
そんな、驚きを感じさせる位置に、
堂々とそびえ立ってるらしい。
ピラミッドに行くには
バス、タクシー、地下鉄、徒歩、etc
いろいろ手段があるらしい。
とはいっても、
全ての起点となるのが、
昨夜空港から到着した
タハリール広場バスターミナルらしい。
ペンションさくらを出た自分は、
ひとまずそこへ足を向けたのであった。
・・・久しぶりに書いてみた「エジどう」だが、なんだかなかなか感覚取り戻せないなぁ(笑)
先日発売の「カントリーサイン 2」的な感じだな。
第10夜にご期待下さい。エヘ。